通信制高校で必須とされるレポートって何?内容や難易度は?

通信制高校 レポート 通信制高校 基礎知識

通信制高校では、レポートの提出は必須とされています。

通信制高校というのは、毎日学校に登校して授業を受けるわけではないので、レポートは、先生が生徒の学習状況を把握する上でも大切なものになります。

そうなると、レポートの内容をはじめ、難易度だったり、提出回数や期限なども気になるところではあります。

このページでは、これらの疑問を解決すべく、通信制高校のレポートに関する情報を紹介していきます。

通信制高校を卒業するために必要なことを確認

はじめに、通信制高校の卒業に必要なことを確認していきましょう。

  • 3年以上の在籍
  • 74単位以上の取得
  • 30時間以上の特別活動

この3つの条件を満たす必要があります。

そして、今回のテーマである「レポート」は、74単位以上を取得するために作成をして提出しなければならないものになります。

※単位を取得するためには、レポート以外に、テストやスクーリングも必要になります。

「レポートの作成、提出」は、高校を卒業するためには必ず行わなければならない学習のひとつと覚えておくと良いでしょう。

単位取得に必要なレポートとはどのようなもの?

通信制高校の「レポート」とは、簡単に言ってしまえば「宿題」のようなものです。

レポートの内容については、通信制高校によって形式などに違いがありますが、難易度は低めといっていいでしょう。

レポートの内容について

レポートの内容ですが、学校の教科書に沿って課題が与えられます。学校や教科・科目などによっても変わってきますが、穴埋め問題や記述式問題が一般的です。

なお、単位を取得するために必要なレポートの回数は、1単位につき1~3回となっていて、教科・科目によって文部科学省と学校によってそれぞれ決められています。

レポートの作成・提出までの流れ

レポート 作成 提出

では実際に、レポートはどのような流れで作成・提出するのか確認していきましょう。

学習範囲を、教科書・教材で勉強する

まずは、教科書や教材で学習範囲を勉強して、レポートの作成に備えます。

レポートを作成する

学校から課題として配布されたレポート用紙に記載されている問題を解きます。

教科書や教材に沿った内容となっているため難解な問題はほとんどでません。なお、作成するレポートの枚数は学校ごとに異なります。

分からない問題があった場合は、スクーリング(登校)のタイミングで、直接先生に確認するようにします。

なお、公立の通信制高校は私立の通信制高校と違い、スクーリングの日数が限られていることが多いため、タイミングが合わない場合もあります。

そのような場合は、教科書や教材の再確認、ネットで検索する、家族に聞くなど自主的に行動して問題を解くようにしましょう。

レポートを提出する

作成したレポートの提出方法については、通っている学校や登校日数によっても異なります。一般的には、郵送か登校した際に直接提出する方法になります。

なお、最近では、パソコンやスマホから専用のサイトにアクセスして、レポートを提出できるシステムを導入している学校もあります。

レポートの提出で重要なのは、提出期限を絶対に守ることです。レポートの提出は単位取得に欠かせない条件になります。

レポートの提出ができないでいると、その単位はいつまでも取得できず、卒業に時間がかかってしまうことになりますので提出期限はきちんと守るようにしましょう。

レポートを添削してもらう

提出したレポートに対して、先生が添削をしてくれます。添削してもらった部分にについては、学習して、レポート作成・提出を再度行っていきます。

まとめ

通信制高校のレポート作成・提出は「高校卒業資格」の取得と密接に結びついたものです。

できることなら、時間に余裕をもって計画的にコツコツとレポート作成を進めていくことが大切になります。

特に公立の通信制高校は私立の通信制高校とは違い、スクーリングの日数が限られているため、その分自主性が強く求められます。

レポートの問題は、決して難易度が高いものではありませんので、しっかりと自己管理を行い、必ず期限までに提出できるようにすすめていきましょう。

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